[第7回]絵本学会大会
[テーマ]絵本にできること―現在から未来へ
[期間]2004年6月12日(土)13日(日)
[会場]活水女子大学(〒850-8515 長崎市東山手町1-50)
[参加費]会員1000円 、一般2000円(前払い1800円)
中・高・大校生1000円
[主催]絵本学会、活水女子大学(創立125周年記念)
[後援]長崎県教育委員会、長崎市教育委員会
大会報告
●大会1日目]6/12
12:30 受付開始
13:00 開会式
13:15 講演「韓国の絵本事情」
イ・ホベック(絵本作家)
通訳:キム・ヨンスン(梅花女子大学大学院)
14:45 シンポジウム「絵本にできること」
内田麟太郎(絵本作家)
村中李衣(児童文学者)
今井良朗(武蔵野美術大学)
広松由希子(司会:絵本コーディネーター)
16:45 作品発表(会員による)
17:50 絵本学会2004年度総会
19:00 交流会(於:ホテルシップビクトリア)
●大会2日目 6/13
9:00 礼拝(参加任意)
9:40 受付開始
9:50 研究発表(会員による)
12:20 昼食・休憩
13:00「太田大八に聞く:なぜ絵本にこだわるか」
聞き手:川端強(祈りの丘絵本美術館)
14:20 ラウンドテーブル(分科会)
R1 絵本作家研究[長谷川集平の世界]
コーディネーター:上出恵子(活水女子大学)
話題提供者:長谷川集平(絵本作家)
鳥井新平(近江兄弟社学園)
R2 絵本受容研究[ブックスタート]
コーディネーター:二羽史裕(長崎県教育庁生涯学習課)
話題提供者:松居直(NPO法人「ブックスタート」理事長)
土井和香(諫早市立諫早図書館)
谷口暁美(壱岐市勝本支所市民生活課)
R3 本の国際交流アジアの絵本[韓国の絵本]
コーディネーター:シン・ミョンホ(武蔵野美術大学)
話題提供者:イ・ホベック(絵本作家)
佐々木宏子(鳴門教育大学)
16:30 閉会式
●大会関連展示:「太田大八の挿絵本」展
●作品発表(大会第1日 6月12日)
16:45~「甲子園浜島物語」
東山直美(美遊空間主宰)
17:00~「ハンと走獣たち」
加納潤子(筑波大学大学院在学)
17:15~「胃袋ポストマン」
佐野由美子(筑波大学芸術専門学群在学)
17:30~「十月草」
宮崎詞美(京都市立芸術大学大学院在学)
●研究発表 (大会第2日 6月13日)
◎A室
9:50~「ヴィクトリア時代の絵本─絵本におけるカラー印刷の始まりと
エドマンド・エヴァンズの初期の実験」
正置友子(梅花女子大学非常勤講師)
10:20~「大正期における一少年の絵雑誌コレクション─札幌市中央図書館蔵
『池田コレクション』の絵雑誌、その概要と意義」
丸尾美保/相川美恵子/石川晴子/大橋眞由美/香曽我部秀幸/窪田美鈴/
正置友子/三宅興子(日本絵本史研究会)
10:50~「占領検閲下の桃太郎絵本─プランゲ文庫所蔵絵本を中心に─」
谷暎子(北星学園大学文学部)
11:20~「『詩とメルヘン』の30年」
柴村紀代(藤女子大学・札幌市中央図書館えほん研究会)
篠宮裕子(札幌市中央図書館えほん研究会)
◎B室
9:50~「赤ちゃん絵本に内包されるいくつかの問題点について(1)」
岩崎真理子(日本児童教育専門学校)
10:20~「赤ちゃん絵本に内包されるいくつかの問題点について(2)」
高橋久子(梅光学院大学)
10:50~「幼稚園の絵本クラブにおける韓国絵本のよまれ方」
金永順(梅花女子大学大学院在学)
11:20~「『絵本の読み聞かせ』とは何か」
鳥越信(聖和大学大学院)
◎C室
9:50~「絵本の翻訳を考える─”トッケビ”をめぐって」
齋木恭子(鳥取短期大学)
10:20~「月刊絵本『こどものとも─1962年4月号~1967年9月号─』にみる性別役割分業観」
伊藤美佳(和泉短期大学)
10:50~「児童書イラストレーターE.ラチョーフ作品にみられるアレゴリー」
田中友子(ロシアグラフィックコ-ナ-主宰・岐阜大学非常勤講師)
11:20~「美術へのアプローチとしての絵本の可能性」
杉浦篤子(藤女子大学)
11:50~「絵本研究用語 その1─絵本の構造」
中川素子(文教大学)
加持ゆか(グラフィックデザイナ-・日本デザイナ-学院))
千田篤(会計士)
谷本誠剛(関東学院大学)