絵本学会

『絵本BOOKEND』2016(第13号)

[特集1]絵本表現で異彩を放つ個性派作家たち


・元永定正―表現の多様性はどこから来るのか 児玉茜
・井上洋介―笑わせてから考えさせる、それが井上絵本 松本育子
・佐々木マキ―さかさまの世界 寺村摩耶子
・駒形克己―形に囚われないデザイン思考が読み手の感覚を刺激する 今井良朗
・長谷川集平―不安が渦巻く今の時代を正直に伝える 中川素子
・チャールズ・キーピング―ひとは、自分の「窓」を通して世界を見る 正置友子
・ガブリエル・バンサン―物語内容と表現が結びついて生まれる魅力 山本美希
・M・B・ゴフスタイン―何度でも発見される作家 ほそえさちよ
・サラ・ファネリ―自由で物語性あふれるコラージュ絵本 土居安子
・エミリー・グラヴェット―アイデア豊かな創作家 藤本朝巳
・絵本表現で異彩を放つアーティストたち―画家・イラストレーター編 山田志麻子


[特集2] 絵本モニターによる次世代に伝えたい絵本―2015

・次世代に伝えたい絵本 絵本モニターの回答
・新刊座談会 次世代に伝えたい絵本―2015年 石井光恵・菅原幸子・生田美秋
・絵本批評2015【国内絵本】 澤田精一
・絵本批評2015【海外翻訳絵本】 鈴木穂波

[2015年 絵本学会フォーラム]
鼎談 自然と社会と絵本と。 飯野和好・はたこうしろう・村上康成・松本猛・原島恵

[編集者座談会]
翻訳絵本の魅力と課題 黒住恵子・愛宕裕子・前沢明枝・申明浩

[絵本と絵本研究の動向]
・絵本研究会  ’15報告
・視覚表現、造形手法 もうひとつの見方―しかけ絵本を中心に 今井良朗・渡邉千夏・本庄美千代
・絵本研究の動向―2015年1~12月の文献目録より 浅野法子・川内五十子・坂本淳子・永田桂子・丸尾美保

[BOOK REVIEW]
『表象のアリス─テキストと図像に見る日本とイギリス』 西村醇子
『絵本から学ぶ子どもの文化』 瀧薫
『子どもと本』 生駒幸子

[海外の絵本と絵本研究の動向]
《韓国》 大竹聖美
《アメリカ》 鈴木宏枝
《イギリス》 永井雅子
《ドイツ》 川西芙沙
《フランス》 伊藤敬佑
《ロシア》 田中友子

[連載]
・研究者のための絵本コレクションガイド
・第9回 宮城県美術館 宮坂敦子
・子どもの本の編集者に聞く
第7回 若月眞知子氏に聞く 神谷友

[絵本周辺領域の動向]
絵本原画展―2015年 竹迫祐子

編集/絵本学会機関誌編集委員会
編集委員長/生田美秋
副編集委員長/鈴木穂波
編集委員/浅木尚実・申明浩・永井雅子・神谷友
編集協力/朔北社
発売/朔北社
2016年6月30日発行
A5判 159ページ