『絵本BOOKEND』2008(第5号)
[特集 絵本表現の最新動向]
■コンピュータはイメージを早く的確に表現する道具 宮崎詞美×柄澤容輔
■絵本におけるデジタル表現の可能性 正木賢一
■筑波大学芸術専門学群における絵本創作教育 笹本純
[絵本フォーラム'07報告]和の絵本を考える
アーサー・ビナード、位頭久美子、川端誠/灰島かり
[新刊座談会]絵本の最新動向
石井光恵/坂田修治/吉村厚子/生田美秋
■わたしが選んだ最近二年間の中から選ぶ読み聞かせの絵本10冊 村中李枝/辻本順子
[絵本評論]
・『ぼくがラーメンたべてるとき』いまこの瞬間、地球で起こっていることを絵本ならではの発想で表現 生田美秋
・『ごびらっふの独白』「詩」から喚起される絵本のイメージ 香曽我部秀幸
・『ビロードのうさぎ』読者と「ほんとうのもの」を求める旅を共有する静謐な時間 宮崎詞美
・『漂流物』現実へ開かれたファンタジーが世界をつなぐ 大橋慈
・『これ、なあに?』目の見える人と、見えない人が楽しみを共有できる世界初の絵本復刊 撹上久子
[座談会]絵本の研究動向―2007年 棚橋美代子/永田桂子/三宅興子
■2007年グリム賞受賞者 ジョン・スティーヴンスの二つの絵本論紹介 三宅興子
■絵本の発達心理学研究の最近三年間の動向 田代康子
[BOOKREVIEW]
・『長新太こどものくにのあなきすと』『ありがとう!チョーさん長新太展ナノヨ図録』『長新太ナンセンスの地平線からやってきた』 松本育子
・『絵本のしくみを考える』 中川素子
・『ジョン・バーニンガム わたしの絵本、わたしの人生』 浅木尚実
[絵本周辺領域の動向]
■絵本原画展―2007年 竹迫祐子
■2007年に開催された主要な絵本原画展と絵本作家の展覧会
[連載]研究者のための絵本コレクションガイド
・第二回 安曇野ちひろ美術館 松方路子
絵本学会について
ISBN 978-4-86085-070-8
定価:本体1,000円+税
発行:絵本学会
発売:朔北社