『絵本BOOKEND』2011(第8号)
・国際アンデルセン賞について 藤本朝巳
・アロイス・カリジェ―初のアンデルセン賞画家賞 杉浦篤子
・モーリス・センダック―センダックのいるところ 中山美加
・安野光雅―人間性の回復をかけて、絵本で知的な遊びを遊ぶ 石井光恵
・ドゥシャン・カーライ―見えない言葉を見える形に表す 今井良朗
・リスベート・ツヴェルガー―線描写と余白表現 藤本朝巳
・クヴィエタ・パツォウスカー―絵本という“立体作品”を作るアーティスト 松本猛
・トミ・ウンゲラー―ノーマンズ・ランドの住人 今田由香
・アンソニー・ブラウン―その魅力と〈シェイプ・ゲーム〉 永井雅子
・受賞者一覧
・大会記録 曼荼羅絵解き、絵巻、紙芝居
■仏教を絵で語る 諸橋精光
■子どもたちが物語るアニメーション 昼間行雄
■絵本研究会’10報告
■絵本研究の方法―絵本の構造論
中川素子・バーサンスレン·ボロルマー
[絵本フォーラム’10報告]
身近な体験から生まれる絵本 杉浦篤子
[座談会]
■ 絵本研究の動向―2010年 坂本淳子・永田桂子・丸尾美保
[BOOK REVIEW]
『絵本の事典』 中川素子
『はじめて学ぶ英米絵本史』 生田美秋
『「子供が良くなる講談社の絵本」の研究:解説と細目データベース』 三宅興子
[新刊絵本]
『万里の長城』 唐亜明・松居直・藤本朝巳
『すっすっはっはっ こ・きゅ・う』 内田麟太郎
[東日本大震災と絵本・子どもたち]
いのちを守り、いのちを支える―絵本からのメッセージ 柳田邦男
草の根読書活動と共に36年―子ども文庫助成事業 柴田俊明
[絵本周辺領域の動向]
■ 大学の教育現場より―絵本とアニメーション 陶山恵
■ 絵本原画展―2010年 竹迫祐子
■ 2010年に開催された主要な絵本原画展と絵本作家の展覧会 竹迫祐子
[連載]
■ 絵本作家創作活動の紹介
■ 第2回 現実と幻想の世界が〈のど〉を通して交錯するとき ―新星スージー・リー来日の記録から― 甲斐聖子
■ 子どもの本の編集者に聞く
第2回 澤田精一氏に聞く光吉夏弥の仕事 生駒幸子
絵本学会について
編集/絵本学会機関誌編集委員会
編集委員長/藤本朝巳
編集委員/竹内美紀・永井雅子
編集協力/朔北社
発売/朔北社
2012年2月10日発行
A5判 143ページ